池袋東口に学園を舞台にしたコンセプト喫茶「聖ジュリアーノ音楽院」（豊島区東池袋1、TEL　03-6914-2812）がオープンして2カ月がたった。店舗面積は116平方メートル、席数は45席。

店内の様子

　音楽を専門とした学園をテーマに、男性店員が扮（ふん）する「イケメン生徒」が音楽をメーンとしたパフォーマンスを披露する同店。男性アイドルやバンドが好きな20～30代の女性をターゲットに、学生服を着用した男性店員がトークショーをはじめ、歌やダンス、バンド演奏を行う。

　客は入店する際に学生として「入学」。初来店時に入学費として300円で学生証を作成、テーブルチャージ代は700円、1時間1ドリンク制となっている。ショーは15時～21時の間に20～30分、1日4回上演する。

　メニューはフードやドリンクを用意。内容は季節によって変わる。自分の好きな男性店員を指名し、作ってもらう「リクエスト・オリジナルカクテル」（1,200円）や、さっぱりとした口当たりのデザート「オレンジのシュゼット」（1,000円）など。

　広報担当の又吉さんは「女性を題材にした男性ターゲットのサービスは数多くあるが、その逆が少ない点に着目した。クール、熱血、天才肌、おバカなどのさまざまなキャラクターの店員がいるので、飲食しながら楽しんでもらえたら」と話す。

　営業時間は13時～22時。