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巣鴨で育てた芋で作る焼酎「巣鴨芋人」 大正大学がプロジェクト第2期開始

プランターで栽培しているサツマイモ

プランターで栽培しているサツマイモ

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 大正大学(豊島区西巣鴨3)が6月、巣鴨の商店街の軒先やビルの屋上で育てたサツマイモを芋焼酎「巣鴨芋人」にするプロジェクト第2期をスタートさせた。

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 同校の社会・地域貢献に関する科目「サービスラーニング2-D」で行うプロジェクト。銀座でミツバチを養蜂する「銀座ミツバチプロジェクト」が手がける「銀座芋人」の派生プロジェクトとして展開する。

 「銀座芋人」の活動に同校は2016(平成28)年から参加。当初10台のプランターで始まったキャンパスでのサツマイモ栽培は、現在では巣鴨キャンパス校舎屋上などで約100台まで拡大した。その活動をさらに広げて、巣鴨の街で活動を進めていくこととなった。

 プランターと苗は無償提供で、協力者にはできあがった「巣鴨芋人」を1本を進呈する。今年の4月には、昨年収穫したサツマイモを原料とした初めての「巣鴨芋人」が完成し、巣鴨商店街の座・ガモールマルシェなどで3,080円で販売している。

 6月26日に開催したオープンキャンパスでは、実物の展示も実施した。今年も巣鴨の3商店街にポスターなどで協力を仰ぎ、「第二期巣鴨芋人」完成を目指す。

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