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リブロ池袋本店で企画展「3.11以後の本と私たち」-著名人らが本をセレクト

企画展「3.11以後の本と私たち 未来を拓く本の力」

企画展「3.11以後の本と私たち 未来を拓く本の力」

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 リブロ池袋本店(豊島区南池袋1、TEL 03-5949-2910)1階「カルトグラフィア棚」で現在、企画展「3.11以後の本と私たち 未来を拓く本の力」が開催されている。

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 東日本大震災から間もなく1年を迎えるにあたり、「この1年、私たちはどのような本に出会い、読み、何を考えてきたのか」をテーマに、さまざまなジャンルの人に震災以後読んだ本の中から心に残っている本を挙げてもらい展示・販売。この1年を振り返るとともに「未来を拓く本の力」について考えることを目的としている。店頭では、選者からのコメントを一緒に紹介するほか、一般から公募した「わたしの1冊」も紹介する。

 同店書籍館マネージャーの辻山良雄さんは「本は人の心に寄り添うものだと思っているが、人それぞれの状況や感じ方により寄り添う本は異なる。被災した方、直接には被災しなかった方それぞれが、一年に出会った本を挙げてもらうことで、それぞれのありようがわかる」と話す。

 選者は東浩紀さん、いしいしんじさん、宇川直宏さん、オノ・ヨーコさん、開沼博さん、斉藤環さん、しりあがり寿さん、瀬名秀明さん、高橋源一郎さん、谷川俊太郎さん、福岡伸一さん、宮台真司さんなど。

 開始以来、「かなり熱心に見ていらっしゃる方が多く、店頭で配っているリーフレットの補充が大変な状況」と同担当者。「フクシマ論」(開沼博さん著・青土社)や「あの日からのマンガ」(しりあがり寿さん著、エンターブレイン)を買っていく客も多いという。

 営業時間は10時~22時。4月15日まで。

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