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目白・椿山荘で日本酒イベント「雄町サミット」-岡山の酒米をアピール

過去に開かれた「雄町サミット」の様子

過去に開かれた「雄町サミット」の様子

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 目白の「椿山荘」(文京区関口2)で8月1日、岡山県の酒米「雄町」を使った日本酒を全国から集めたイベント「第4回 雄町サミット」が行われる。主催は岡山県酒造組合、岡山県酒造好適米協議会、JA全農おかやま。

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 「独特の優しさとまろやかさが特徴」という雄町を使った日本酒を全国から集め、講演会、懇親会、利き酒会を行う。岡山県産の酒造好適米への認識を深め、雄町米を使った酒の評価を高めることで、販路拡大と有利販売を図るために始められた。

 雄町は背丈が160センチ以上になり倒伏しやすく栽培が難しいため、全国の酒造家に渇望されながらも普及が進まず、「幻の米」と呼ばれている。岡山県は全国でも1年間の日照時間が長く、豊富な水量、穏やかな風という気候風土から、栽培が難しいとされている酒米の生産に適しており、雄町のほとんどが同県で生産されている。

 イベント前に行われる鑑評会には、100種類程度の日本酒の出品される。出品酒は利き酒会で振る舞われ、マスカット、ピオーネ、桃、トマト、千家牛などの岡山県産の食材を使った料理も提供。そのほか、民俗学者・神崎宣武さんによる「神と酒と人」をテーマにした講演も予定する。

 開催時間は15時~19時を予定。定員は150人で、参加費は5,000円。申し込み方法はホームページで確認できる。

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