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南池袋にクラフトビールとアメリカ料理の店-黒ビール、フルーツビールも

南池袋にオープンしたクラフトビール・バー(オープン前=15時撮影)

南池袋にオープンしたクラフトビール・バー(オープン前=15時撮影)

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 南池袋にクラフトビール・バー「PUMP(パンプ)」(TEL 03-5927-9733)がオープンして1カ月がたった。

店主と10個のタップ(ビールの蛇口)

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 クラフトビールは、小さなビール醸造所が作る個性豊かなビール。「ビールには実はいろいろな種類、味わいがあることを知ってもらいたい」と店主の飯島安博さん。原材料は水と麦芽(モルト)、酵母、苦みや香りを出すホップで、それらの組み合わせによってさまざまな味のビールができるという。

 常時10種類のたる生ビールを用意する。小麦を使った「ヴァイツェン」、ドイツで人気の「ピルスナー」、イギリスのパブで飲まれている「ペールエール(淡色)」と「アンバーエール(褐色)」、黒ビールなどで、内容は日によって異なる。たるが一つ空になると、違った味のたるを開栓するため「一週間後にはほとんど別のビールに変わっている」という。オープンから現在までで、約150種類を提供。価格は860円~1,100(473ミリリットル)、520円~650円(ハーフ)などで、チャージ料は300円。

 フードはアメリカの家庭料理で、ビールに合うようスパイシーな味付けが多い。アボカドとトマトのディップをつける「ワカモレとトルティーヤチップス」(650円)、「フライドオクラ」(480円)、「牛バラのビール煮込み」(1,280円)など。

 通りに面した壁はガラスで、コンクリートの天井からは裸電球をつるしている。「クラフトビールはアメリカから来た文化で、開放的。天井が高くて間口の広い空間を作りたかった」と飯島さん。

 「ワインのような感覚で、ビールではないものを楽しもうという気持ちで来ていただければ」とも。香りがたつよう秋から冬には7度から8度の温度で提供。ユズやモモなど果物の皮や果汁の入ったフルーツビール、ハロウィーンに向けては「パンプキンエール」を用意している。

 営業時間は、17時~23時30分。日曜・祝日定休(今後変更の可能性あり)。

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