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池袋ジュンク堂でエドワード・ゴーリーパネル展-原著やオリジナルグッズも

パネル展を担当する石井さん

パネル展を担当する石井さん

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 南池袋のジュンク堂書店池袋本店(豊島区南池袋2、TEL 03-5956-6111)の3階文芸書コーナー壁面で現在、白泉社・絵本の家・河出書房新社協力の下、「エドワード・ゴーリー パネル展」が開催されている。

ブックフェアの様子

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 エドワード・ゴーリーを特集した月刊「MOE」(白泉社)2015年3月号の刊行を記念して開く同イベント。文章に表れる独特の韻律や、精密な線画によって描かれる独自の世界観から、世界的にも人気の高いエドワード・ゴーリー。同パネル展では、ゴーリーの作品を「残酷」「シュール」「ユーモア」の3つの視点から紹介するとともに、ゴーリーが晩年に過ごした自宅の様子なども紹介する。

 同店担当の石井さんは「残酷であったり、大人向けの絵本というイメージが強いゴーリーの作品だが、ほほ笑ましいタッチであったり、秀逸な言葉遊びなど、子どもでも十分楽しむことのできる作品もある。今回のパネル展ではそういった、あまり知られていないゴーリーの魅力も伝えられれば」と話す。

 パネル展下に設置されたフェア台では、ゴーリーの作品を和書、洋書問わず幅広くそろえるほか、ポストカードやステッカーブック、パズルなどのグッズも用意。中でも一番人気は、不安なことばかりを暗示するタロットカード「THE Fantod PACK」(1,530円)。

 「『ギャシュリークラムのちびっ子たち』や『うろんな客』など、ゴーリーの代表作といわれるものがよく売れている。今まで興味がなかった方々も、足を運んでくださっているのでは」と石井さん。会期いっぱいまで新たに品を増やしていきたいと意気込みを見せる。近ごろアメリカで復刊された書籍も、現在取り寄せ中だという。

 同イベント期間中、関連商品購入者には、希望した場所にオリジナルのスタンプを押印するサービスを実施するほか、500円以上購入者にはオリジナルのしおりを進呈。ゴ―リーが挿絵を手掛けた4月上旬発売予定の「クローヴィス物語」(白水社)予約者には、オリジナルブックカバーを進呈する。

 営業時間は10時~23時(日曜祝日は22時まで)。3月31日まで。

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