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古代オリエント博物館で「秋の特別展」-アマゾン先住民の暮らし紹介

「アマゾン展」で展示されているインディオのアクセサリー

「アマゾン展」で展示されているインディオのアクセサリー

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 池袋サンシャインシティ文化会館(豊島区東池袋3)7階の「古代オリエント博物館」(03-3989-3491)で現在、「アマゾン展-森に生きる人々と暮らし-」が開催されている。

会場風景

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 古代オリエントは、現在のエジプトや西アジア地方に当たる地域。同館は1978年にオープンし、日本の調査団が現地を発掘調査した結果を速報として写真や映像で紹介する「ミニ展示」を定期的に行う。年に2回、夏と秋には企画展を開いている。会場面積は約650平方メートル。

 同展では旧アマゾン民族館館長・山口吉彦さんがアマゾン川流域、ジャングルで集めたコレクションを展示。先住民・インディオたちと物々交換して手に入れたもので、狩猟の道具、楽器、祭具、アクセサリーなど。

 狩猟に使う矢は、先が骨や木でできたものなどさまざまで、獲物によって使い分ける。ジャガーなど大型の動物には竹、木を団子のように丸く削った矢じりでは鳥を生きたまま仕留めることができる。筒が2~3メートルある吹き矢の射程距離は30~40メートル。銃で撃つのとは異なり、命中して1羽が落ちても周りの鳥たちは逃げないという。

 アクセサリーは首飾りや腕輪などで、ワニの歯、ベッカリーの牙、「金属的な色」をした玉虫の羽で作ったものも。オセロット(ヤマネコ)の皮を使った肩かけなどのカバンは、「日本で使ってもおしゃれなデザイン」とも。

 山口さんは約40年アマゾンに通っては暮らし、現地の町で購入したガラスのビーズ、オノ、ハンモックなどを友人となったインディオたちと交換してきた。アマゾンの自然や人々について、「行くたびに新しい発見があり、尽きることのない泉。彼らの美的センスやコスモロジー(宇宙観)にはすごいものがある。そうした文化が地球上からなくなっていくのは悲しいことだが、存在するので、目を向けてほしい」と話す。

 開館時間は、10時~17時(入館は閉館の30分前まで)。入館料は、一般=800円、大学生・高校生=600円、小中学生=400円(同展開催中の料金)。11月24日まで。

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