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目白・椿山荘のホタル、今年も飛翔-「ほたるの夕べ」も開催

椿山荘に生息するホタル

椿山荘に生息するホタル

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 ホテル椿山荘東京(文京区関口2)の庭園で5月18日、今年初めてホタルの飛翔が観測された。同20日から、ホタル観賞に合わせたディナー・宿泊プランやイベントを盛り込んだ「~Linkする~ほたるの夕べ」も行われている。

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 ホタルが初飛翔する時期について「500度説」がある。ホタルの幼虫は桜が散ってから最初の雨が降った夜に水中から地上にすみかを移すといわれ、地上に出てから翌日以降、1日の平均気温累計が500度になったころにホタルの羽化が始まるという説。同社はその検証も行っており、今年は初飛翔前日までの累計平均気温が521.0度で、おおむね500度説が立証される形となった。

 「ほたるの夕べ」は1954(昭和29)年に始まり、今年で60年目。「人でいうところの還暦にあたり、その間のつながりをイメージして『~Linkする~』をタイトルに入れた」と同社営業企画課マネージャーの北川さん。ホタルはゲンジホタル・ヘイケホタルの2種がおり、生息する自然環境と同じになるよう同社の施設管理課スタッフが庭園内を整備している。

 「ほたるの夕べディナーブッフェ」(大人=9800円)ではローストビーフや「ほたるの光見立ての蟹(かに)」など和食・洋食を用意。6月26日・27日にはジャズライブとフレンチのコース料理を提供する「ほたるとスタンダードジャズを楽しむ夕べ」を開く。また、2011年から始まったキャラクター「ほたる支配人」のイベントとして、プラザ・地下1階ロビーに「ほたる支配人のプレイランド」を開設。ホタルが「飛ぶ」ことにちなんだ、子どもも遊べるゲームを用意する。

 ディナー・宿泊プランや各レストランの特別メニューは7月13日まで。問い合わせはホテル椿山荘東京(TEL 03-3943-1111)。

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