池袋のグリーン大通りで10月22日から11月11日まで、オープンカフェが登場している。
豊島区役所の新庁舎が移転する際の目抜き通りとなるグリーン大通り活性化をきっかけに企画された同カフェ。
グリーン大通りは、オフィス街で夜間や休日の徒歩の通行量が少ない事が課題。豊島区は「豊島区アート・カルチャー都市構想」の国家戦略特区を提案する中、オープンカフェの活用などで街の活性化を図りたい考え。道路沿いの8店舗が協力し実現した。
さまざまな課題がありながらも利用者からの反応は上々で、「通りと店舗のデザインなどを調和させてほしい」「もっと多様な店舗で利用できると良い」などの声が上がっている。
同区都市整備部拠点まちづくり担当課長の三沢さんは「池袋は住みたい街ランキング3位に挙げられる一方、東京23区の中で消滅可能性都市に指定される状況。いずれにせよ日本全体の人口が減る中、都市間競争はさけられない。地元と一体になって町の魅力を高めていく取り組みをしていきたい。利用者の方にはぜひ注目していただき、楽しみにしてほしい」と話す。