東武百貨店池袋店(豊島区西池袋1)レストラン街スパイスで2月1日から、「りんご&さつまいも コラボスイーツフェア」が開催される。
栄養学を専攻する女子大生と東武百貨店レストラン各店の料理人が協力し、テーマに沿って開発したメニューを提供する同フェア。今回のテーマは、リンゴとサツマイモを使ったスイーツ。2県(青森・鹿児島)にまたがる食材を使うのは今回が初めて。
103人の学生と44店が参加し、メニュー44品を提供する。参加大学は、大妻女子大学、実践女子大学、淑徳短期大学、女子栄養大学、東京家政大学、目白大学短期大学部。
27日に行われた記者発表会で、同百貨店本店長の橋本啓二さんは「昨年、青森まで新幹線が開通し、今年は3月に九州新幹線が開通する。青森と鹿児島が1本のレールでつながることから一緒にできないかと提案した」と、今年のテーマを紹介した。
「芋羊羹と林檎のコンポート添え」(東武菜苑 遊膳、500円)を作った淑徳短期大学学生の本山りえさんは「初めのころはいろいろな課題が発生した。先生たちにはズバズバと悪い所を指摘され、どうしようと思ったが、料理長(竹内正義さん)が助けてくれた。自ら考案したスイーツがレストランメニューになるのはうれしい」と話す。
そのほかのメニューは、「ホットスウィートポテトパイと甘酸っぱい紅玉のソース バニラアイス添え」(66DINING、880円)、「さつまいもの中華風汁粉 林檎アイス添え」(四川飯店、600円)、「中国式・りんごの杏仁豆腐とさつまいもの胡麻団子」(華湘、840円)、「さつまいもとりんごの黄金春巻 バニラアイス添え」(鼎泰豐、480円)、「スイートポテトとりんごの白玉しるこ」(味の田や、735円)など。
営業時間はフロアによって異なる。2月28日まで。