西武池袋本店(豊島区南池袋1)で3月10日、高校生ボランティアが児童養護施設の子どもたちのためのケーキデコレーション体験会が開かれた。NPO法人キッズドアと西武池袋本店が企画した。
体験会に参加したのは、近くの児童養護施設で暮らす5歳~16歳の男女19人と、NPO法人キッズドアに所属する高校生ボランティア6人。ケーキデコレーションを指導するのは、洋菓子店アニバーサリーの清水尚子さん。
参加した高校生ボランティアは、今年のバレンタインデーに寄付付きのチョコレート「ハートフルチョコレートボックス」を考案し話題となったグループ「キッズウィンドウ」のメンバー。体験会は、1箱400円の寄付となるチャリティーチョコレート2,000個の販売で得た寄付金の一部を使い開いた。
体験会では、グループに分かれた子どもたちが、色とりどりのプラチョコを使いハートやアンパンマン、バラなど思い思いの形を作って楽しんだ。
リーダーで東京女学館高校2年の河田紗弥さんは「(デコレーションを子どもたちと一緒にして)とても楽しかった。子どもたちも楽しんでいた様子でやってよかった。今回が初めての取り組みだったが、今後は勉強や遊びなどいろいろな面でサポートできれば」と話す。
同NPOは日本国内の子どもの支援に特化した団体。大学生約370人、高校生約40人がボランティアとして登録し活動している。