ジュンク堂池袋本店(豊島区南池袋2、TEL 03-5956-6111)2階実用フロアで開催中のフェア「本と書棚と書斎をめぐる冒険」が好評で、開催期間が1カ月延長された。
1月25日から3月末までの予定で開催された同フェア。書と書物にまつわる本を、ジャンルを問わずに集め紹介している。読書論や本のことについての思想的なもの、作家の本棚を紹介する本などをそろえる。
併せて、スポーツ誌「Number」のアスリートの本棚を特集したナンバー、本と図書館の歴史を紹介する児童書をそろえるほか、「書斎には椅子がつきもの」ということから、手のひらサイズのデザイナーズチェア「Design Interior Collection」(500円)も扱う。
同コーナーに立ち寄る客は年配の男性が多いが、若い女性やカップルもいるという。フェアを企画した同店の鎌田伸弘さんは「通常の2~3倍ほど売れる本もある。こんなに(本が)売れるとは思わなかった」と話す。
鎌田さんの「おすすめ」は、「眩暈」(エリアス・カネッティ著、法政大学出版局、4,725円)と「伝奇集」(J.L.ボルヘス著、岩波書店、735円)。
営業時間は10時~22時。4月末まで。