東武百貨店池袋店(豊島区西池袋1)12階レストラン街に9月7日、ラーメン店「富山ブラック 麺家いろは」(TEL 03-6912-9928)がオープンする。東京ラーメンショーで2年連続1位を受賞した同店の東京初の常設店となる。
店舗面積は67平方メートル。富山県射水市に本店を構える同店では、「富山ブラック」と呼ばれるしょうゆの濃度が高い真っ黒なスープご当地らーめんを提供するのが特徴。
メニューは、魚醤を長時間煮込み深いコクがありながらあっさり飲める黒いスープが特徴の「富山ブラック黒醤油らーめん」や、富山湾ならではの海の幸の白えびの殻干をだしに使い、香ばしい風味と磯の香りが特徴の「白えびだし塩らーめん」(以上780円)、濃厚な魚介の風味が香る「魚介ブラックつけめん」、焦がしニンニクの風味が利いた濃厚なスープに、富山大学和漢医薬学総合研究所が監修し富山の製薬会社の廣貫堂」が提供する薬膳薬味が付く「完熟味噌らーめん(やくぜん薬味付き)」(以上880円)。
ラーメン店が多いエリアへの出店について、「『ドロトロ系』のラーメンなどがはやっているが、当店は『コク、あっさり』という独自路線の味で勝負する」と同店会長の栗原清さん。
富山の特徴を盛り込んだメニューも多く、「当店の味を知っていただくと同時に富山も知っていただければ」と富山の観光大使も務める栗原さん。店内では今後、富山の情報も発信していく。
営業時間は11時~22時(ラストオーダーは閉店30分前)。