かつ丼専門店「かつ丼 吉兵衛 池袋東口店」（豊島区東池袋1）が6月16日、オープンした。

「厚切りハムかつとんかつ定食」

　そば屋のかつ丼に着目し、甘すぎないダシと卵でカツをとじた「玉子とじかつ丼」を看板商品に、1979（昭和54）年に神戸三宮で創業した同店。関西を中心に店を展開し、関東初出店となる同店は全国8店舗目。

　かつ丼の肉の部位は、あっさりした味わいと柔らかさが特長という「背ロース」と、歯応えとこくのあるうまみが特長という「肩ロース」の2種類を用意。ご飯の量、卵の数、トンカツの枚数も客の好みでカスタマイズできる。テイクアウトやデリバリーも対応する。

　メニューは、「玉子とじかつ丼」「ソースかつ丼」「韓辛味噌（みそ）マヨかつ丼」「カレーかつ丼」（以上、肩ロース＝900円～、背ロース＝800円～）、「ミンチかつ丼」（550円～）、「夏季限定 ひやだしかつ丼」（900円～）など。

　ご飯、赤だしみそ汁、漬物がセットの定食メニューは、「厚切りハムかつとんかつ定食」（肩ロース＝1,380円、背ロース＝1,280円）、「塩わさびとんかつ定食」「みそかつ定食」「デミかつ定食」（以上、同＝1,200円、同＝1,100円）などを用意する。

　吉兵衛社長の上林守さんは「『かつ丼で活力を』の思いを胸に、池袋の地で新たな一歩を踏み出す。創業以来、かつ丼と向き合い続け、神戸で多くの人に支えてもらった吉兵衛のかつ丼で、地域の皆さまに活力を届ける」と話す。

　営業時間は11時～22時。