JR目白駅駅前広場で3月4日、東北応援フェア「目白から元気よ とどけ!」が開催され、東北物産展やハローキティの一日駅長就任などが行われる。JR東日本とジー・ミックスが共同で開催する。
マラソン大会「目白ロードレース」の15回目を記念して行われる同イベント。東日本大震災から1年を迎えようとしている時期に「東北の人たちを応援できるイベントを開催してほしい」という地元民とロードレース実行委員会からの声により実施を決めたという。
JR目白駅は2010年6月に東京都で初の女性駅長が誕生した駅であることから、同イベントでは女性駅長の制服姿でハローキティが一日駅長に就任する。ハローキティが駅長の制服を身に着けて登場するのは今回が初だという。同日3回登場し撮影会を行うほか、「東北ご当地キティグッズ」や当日新発売の「駅長×キティグッズ」を販売する予定。
東北物産展では青森の「いちご煮」「源タレ」や岩手「南部せんべい」「じゃじゃ麺」、秋田の「横手焼そば」「稲庭うどん」、宮城の「牛タン」「油麩」、山形の「さくらんぼカレー」、福島県の「喜多方らーめん」などを販売予定。宮城県石巻市に本社を移転した「築地銀だこ」を全国展開するホットランド(宮城県石巻市)の「銀だこカー」も登場する。
駅構内では陸前高田市出身の写真家・上田聡さんと学習院大学の学生による東日本大震災直後と今の東北の写真展示や、被災した自然・文化遺産の支援を目的とした募金活動も実施予定。子どもを対象とした、駅長服を着て記念撮影できるイベントも行う。
日没後には学習院大学の学生による企画で、当日会場で復興応援メッセージを記入しキャンドルに火をともす「キャンドルナイト」を予定する。
開催時間は11時~19時。