豊島区の各所で9月23日から、全5回の街歩きワークショップ「岸井大輔(劇作家)とまちあるき『界(さかい)に立つ』」が行われる。主催はとしまアートステーション構想事務局(豊島区雑司が谷3)。
劇作家・岸井大輔さんのナビゲートの下、豊島区各所にある「界」を歩く同ワークショップ。多様な人々が共に暮らす豊島区の可能性を考える「場所」を創り出すプロジェクト「TAble」の一環で開く。豊島区と他の区、町の境界に立つことで豊島区に隠されたドラマ(劇)を体感したり探ったりすることを目的にする。1回目は目白~高田エリアで開催予定。
「昔の川の跡や、戦後の区画整理で新たにできた区切り、昔の村や集落の境目など、時代や文化の変化によって分断した『界』が豊島区には多く存在し、それらは人々が生活を重ねていく中で複雑になり、思いや物語が蓄積している」との考えから、その「界」を調査・観察している岸井さん。今回その結果を一般参加者と共有したいとワークショップを企画した。
開催時間は、9月23日=15時~17時、10月28日=11時~13時・15時~17時、11月11日=15時~17時・19時~21時。参加費は500円。各回20人限定。申し込み方法はホームページで確認できる。