池袋で10月2日、火曜だけ営業するカフェ「togomamaカフェ」(豊島区池袋4)が期間限定オープンした。
展示会・ライブなどのプロデューサーやブロガーであるtogomamaさんが、カフェギャラリー「atelier BEMSTAR(アトリエ ベムスター)」の定休日に営業している同店。togomamaさんが2005年に発足した「togomamaカフェ」プロジェクトは、「30年後にカフェを作ること」を目標に、「togomamaブレンド」のコーヒーや「mamagotoどら焼き」、お子さまランチなどの企画や、フリーペーパー「類型:(ma)(ma)(go)(to)(紙)」の発行、原宿「デザインフェスタギャラリー」でウエスト全館貸し切りの複合企画展などの活動を続けてきた。
「いろいろな活動を行ってきた中で、アートも音楽も演劇も飲食も好きな私が何を創りたいかを探し、見つけた答えがカフェだった」とtogomamaさん。準備期間を30年に設定した理由については「人間は自分の人生を通して1冊のベストセラー小説が書けるという。30年間プロデュースを行い、その小説のようなカフェをつくってみたいと思ったから」。
第1・第3火曜は「カフェ週」、第2・第4・第5火曜は「イベント週」として営業。コーヒーは15種類を用意。「世界一の高級豆」と呼ばれる「パナマゲイシャ」や、ジャコウネコのふんから採られる未消化のコーヒー豆「コピ・ルアック」を使ったスペシャリティコーヒーもそろえる。
独学で、漢方やハーブティー、スパイスなどを勉強もしているtogomamaさん。カフェでは、自宅で漬けている漢方酒、果実酒、梅酒なども提供する。ウクレレ演奏などを行うハワイアンの日にはハワイアンなドリンクなどを提供したり、イベントのテーマに沿ったメニューを提供したりする予定だという。
イベント週には、ライブ演奏などのさまざまな企画を展開。10月23日にはウクレレ演奏に合わせてライブペインティングを行う企画や、同30日ほか第5火曜には「バンドマン特撮会」を行う。特撮会は、「宇宙大怪獣 ベムスター」から店名を付けたカフェで、特撮好きのミュージシャンによる特撮好きが集まる座談会を行おうと企画した。
営業時間は19時~23時(週により異なる)。