目白駅周辺の各所で10月20日・21日、囲碁の祭典「IGO FESTIVAL 2012」が開催される。主催は若者への囲碁普及を行うボランティア団体「IGO AMIGO」。
2007年から毎年秋に開催している同フェス。老若男女、特に若い人たちに囲碁の面白さを知ってもらうのが狙いで、囲碁を全く知らない人から詳しい人まで対象は問わない。
過去には六本木ヒルズのアリーナや展望台で開催し、去年からは目白の街全体を会場とし開催。目白という街を碁盤に見立て各所で企画を行い、街歩きと囲碁を合わせた内容となっているほか、6回目となる今回は街のライフスタイルに囲碁を取り入れた「囲碁のある生活」を提案するという。
目白駅隣の椿ホールでは「囲碁縁日」と題したさまざまな催しや、女流棋士・長島梢恵二段と元AKBメンバーで「囲碁ドル」の戸島花さんによる「囲碁と美と集中力」と題した対局対談、初心者向けの囲碁体験教室、プロ棋士のすごさが分かる企画、「囲碁×教え方講座」などを行う。
フランス料理店「ブラッスリー ラ・ムジカ」では「囲碁×フレンチ」をテーマにしたランチコースを提供するほか、イタリアン・カフェレストラン「MAC’s CARROT(マックスキャロット)」では棋士によるピアノ演奏や、プロ棋士歌手ユニット「Monotone」のメンバーによるトークショーを料理と共に楽しむ企画を展開。
カフェのある呉服屋「花想容」では、「囲碁×着物」をテーマに、着物で囲碁を楽しみたい人向けに「着物スタイル展」を開催。コラボ企画では、そのほか「囲碁×書道」「囲碁×花」「囲碁×アイリッシュパブ」「囲碁×アンティーク」「囲碁×本」「囲碁×ピクニック」などの企画も展開する。
「週末にふらっと目白にお立ち寄りいただいて、閑静な目白の街並みの中で囲碁を通じたいろいろな生活の楽しみ方を感じていただければ」と「IGO AMIGO」スタッフの矢田さん。
開催時間は11時~17時(会場により変更あり)。参加無料(一部店舗では有料、年齢による入場制限あり)。各イベントの開催場所などはホームページで確認できる。