リブロ池袋本店に「宝島社書店」-「五感に訴える」仕掛けで売り場を演出

雑貨売り場のようにディスプレーされた「宝島社書店」の店内

雑貨売り場のようにディスプレーされた「宝島社書店」の店内

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 リブロ池袋本店(豊島区南池袋1、TEL 03-5949-2910)内に9月1日、宝島社(千代田区)とコラボした「宝島社書店」がオープンした。

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 売り場面積は23平方メートル。「五感に訴える売り場」をテーマに、アロマ・音楽・光を活用し、嗅覚・聴覚・視覚に訴える仕掛けを施すのが特徴。

 マイクロフレグランス社の香りを噴射する装置を置き、カモミールの香りなどを漂わせる。BGMにはアップテンポで歌のない曲を流す。ハンガーラックには雑誌に付属するバッグを掛け、鏡を置くなどして雑貨売り場の様に演出する。

 商品は、宝島社のベストセラー「キットソン」「ハロッズ」などのブランドムックシリーズや「すっきり美顔ローラー」など約50アイテムをそろえる。

 リブロ池袋本店の矢部潤子さんは「準備は前日夜10時から翌朝5時まで何十人単位で作った。新しくもう1軒書店を開くという感じで大掛かりだった」と振り返る。そうしたかいもあり、オープン後1週間の売り上げは通常の1.5倍ほどになっているという。

 「たまたま通りかかった方や、ショッピングのついでの方が立ち止まってくれている。いつもと同じものが売っていても、違う見せ方をすることで、『こんなに楽しそうなら買っちゃえ』というワクワク感を楽しんでほしい。新しい見せ方で買い物の楽しさを本屋でも味わってもらいたい」と期待を寄せる。

 営業時間は10時~22時。今月25日まで。

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