雑司が谷のサンドイッチとコーヒーの店「あぶくり」(豊島区高田1、TEL 03-6912-6719)で7月から11月、「雑司が谷夜学校 2013」が開かれる。
「自分の仕事を通じてまちを面白くする人たち」をテーマに、都営荒川線沿線の人たちを中心に5人を招く。雑司が谷に建築設計事務所を構える嶋田洋平さんが企画し、妻・玲子さんが経営する同店で開く。講師は「都市・地域再生プロデュース」などを行う清水義次さんや「経営を軸に置いた中心市街地活性化」などを専門とする木下斉さんなど。
7月11日に行われる第1回の内容は「三千年続く都市の原型~イエメンの都市を通じて都電のまちを見る~」。イエメン料理を食べながら、イエメンの山岳都市を事例として都市の原型とは何かを明らかにし、コンパクトシティについて考えるという。
第2回以降の内容は「漫談 全国商店街の旅」(8月)、「リノベーションで商店街に仕事をつくる」(9月)、「練り物棚からこだわり商店へ」(10月)、「不動産オーナー業はまちづくりの仕事」(11月)。
「この場所に住んで仕事を続け、子育てをしていく中で、(街が)もっとこうなってほしいと思うことも出てきた。そうしたことを近くに住んでいる方たちと一緒に考えていけたら」と嶋田さん。「難しい話は一切なし。街が大好きな人たちの夜のぶっちゃけトークを聞きに来てほしい。おいしいお酒と料理を片手に、雑司が谷の未来が少し見えてくるかも」とも。
開催時間は18時30分~21時30分。詳細は「あぶくり」のフェイスブックのイベントのページで確認できる。申し込みはフェイスブックまたは電話(14時以降)で受け付ける。