おばあちゃんのメードカフェ「カフェ・ロッテンマイヤー」が10月30日より、東京芸術劇場前に設けられるフェスティバルセンター「F/Tステーション」内に期間限定でオープンする。舞台芸術の祭典「フェスティバル/トーキョー」の一環。
写真や映像作品で知られる美術作家のやなぎみわさんがプロデュースするカフェ・ロッテンマイヤー。公募で選んだ「おばあちゃんメード」が、給仕と料理のパフォーマンスで利用客をもてなす。
席数は40~50席。参加する「おばあちゃんメード」は29人を予定。最高齢は77歳で、最年少は24歳。演劇経験者が多いが、中には一般企業に務める女性や主婦もいる。
メニューは現在考案中で、ドリンクメニューを中心に予定する。店内では、演劇公演「カフェ・ロッテンマイヤー」や、やなぎみわさんのアーティスト・トークなどのイベントも行う。
フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局担当者は「おばあちゃんメードになるためのドレス、かつら、メークはすべて特別仕様。仮設のテントで実施するため限界はあるが、テーブルクロスや食器など、できる限り19世紀のヨーロッパの食卓の再現を目指している」と話す。
営業は土曜・日曜・祝日の12時~22時。営業期間は10月30日~11月28日。