池袋北口エリアに9月2日、「チーズレストランDAIGOMI」（豊島区池袋1、TEL 03-6907-3896）がオープンした。運営はアプト（豊島区）で、プロデュースはツクルバ（渋谷区）が行った。

店内の様子

　「チーズ好きな人の、チーズ好きな人による、チーズ好きな人のためのお店」をコンセプトに、年間100種類以上のチーズをそろえ、いろいろなチーズの味や楽しみ方を提案していくという同店。週末貸し切り限定で同じ場所で営業するシェアダイニング「1K ～TOKYO SHARE DINING～」の平日限定ブランドとしてオープンした。

　店舗面積は約215平方メートル、席数は30席。店内には提供するチーズや、さまざまな種類のアルコールを並べ、ポストカードなどでチーズとのマリアージュを紹介する「チーズライブラリー」を展開。

　料理はビストロとイタリアンを中心に、チーズコーディネーターの資格を持つ店長の松田さんが提案する、素材に合ったチーズの調理法で作ったチーズ料理を提供。「今までに出合ったことがないようなチーズの食べ方、味、楽しさを知っていただきたい」という。

　メニューのチーズフォンデュは5種類のチーズをブレンドしたソースを使い、トッピングに16種類のチーズや、5種類のアルコールを用意。「お客さまそれぞれの好みのオリジナルのチーズフォンデュをトッピングで作ってほしい。チーズでチーズをフォンデュする食べ方もおすすめ」と松田さん。

　そのほかのメニューは、米粉を使い「モチモチ感」が特徴だというチーズのフォッカッチャ各種や、同店おすすめの「チーズ屋さんの本気のカルボナーラ」（1,680円）、「とろーりモッツァレラとアボカドが入ったライスコロッケ」（780円）、「数量限定 4種のきのことブルーチーズのグラタン」（1,280円）、「牛ヒレ肉のステーキ カマンベールチーズクリームで」（1,980円）など。チーズのデザートも各種用意する。

　アルコールメニューには、チーズに合うワインやビール、日本酒などを用意。日本酒は老舗酒販店の25代目店主が、日本全国から厳選した日本酒を販売するサービス「SAKELIFE」が「チーズに合う日本酒」を厳選。ビールやウイスキー、ワインの搾りかすなどアルコールを使ったチーズは、材料になったアルコールと一緒に楽しむのが「おすすめ」だという。

　「チーズに苦手意識がある方でも好きになっていただけるようなチーズの食べ方の提案や、青カビチーズでも食べやすい種類や料理を紹介するなど、いろいろなチーズを好きになってもらうきかっけになりたい」と松田さん。「チーズの一から十を知って味わうことができ、チーズのいろいろな楽しさを発信できるお店にしていければ」とも。

　営業時間は18時～24時（月曜～金曜のみ営業）。