南大塚の猫カフェスペース「大塚シェルター」(豊島区南大塚3、TEL 03-5951-1668)で現在、「ねこフォント展」が開催されている。主催はNPO法人「東京キャットガーディアン」。
「ねこフォント」は2匹の子猫・雷蔵とモンドがくっついたり丸まったりして作る英文字で、紹介するホームページは1日に18万人が訪れたこともある人気サイト。雨の日に拾われてきた2匹の格好が時折アルファベットに見えたことからアイデアが生まれ、制作されたという。
同スペースには「猫の図書館」と呼ばれる猫に関する寄贈本の本棚があり、同サイト管理人も著書「ねこフォント」を献本。同展についても「これがきっかけで、 I love cats の人が一人でも増えてくれるのなら」と開催を快諾してくれたという。
「HAPPY BIRTHDAY」「Take it easy」「good night」など5作品を展示。会場で販売されている同書(1,200円)は「ねこフォント」の解説、2匹の成長記録のほか、切り離してポストカードにできるページも。
「東京キャットガーディアン」は代表の山本葉子さんが自宅で約30匹の猫を保護したことから始まり、飼い主のいない猫の保護者を探すなどの活動を行っている。現在、大塚と西国分寺にシェルターを持ち、猫カフェ、猫関連グッズの販売なども行う。
「好きな動物に会いに行くことがそのまま支援になる。楽しんで、くつろいで、ちょっと考えて……。お友達を誘って来ていただければ」と山本さん。
開催時間・大塚シェルター開放時間は14時~17時、19時~21時(土曜・日曜・祝日は13時~)。火曜定休。入場は無料だが、入り口で寄付をお願いする。11月30日まで。