南大塚の猫カフェスペース「大塚シェルター」(豊島区南大塚3、TEL 03-5951-1668)で6月28日、飼い主のいない「地域猫」について体験的に学ぶ「保護猫カフェツアー」が開かれる。
主催は同スペースを運営するNPO法人「東京キャットガーディアン」。カフェの運営と平行して、猫の里親を探す活動、猫関連グッズの販売なども行っている。代表の山本葉子さんは「多くの方が少しずつの努力で実現可能な『人と動物のいい環境つくり』を目指している」と話す。
イベント当日は、「猫を取り巻く現状」の説明、「殺処分を減らすこと」をテーマにしたディスカッションから始まり、猫の歌を作っている「しゅがーれいん」さんによるミニライブ、屋外でのフィールドワークも行われる。
フィールドワークの講師は、「西早稲田地域猫の会」のヴァンデルタング・エリコさん。参加者は都電に乗って移動後、西早稲田の公園付近で「そとねこの捕獲(不妊去勢手術)」を見て解説を聞く。
「今まで保護活動をしたことのない方にも来ていただきたい。体験することは座学の何倍にも匹敵すると思う。(参加者が)活動を始めるための手助けになれば」と山本さん。
開催時間は13時~17時。参加費は3,980円。ホームページの申し込みフォームから受け付ける。