南池袋に池袋エリア初となるスペシャルティコーヒー専門店「COFFEE VALLEY(コーヒーバレー)」(豊島区南池袋2、TEL03-6907-1173)が11月9日、オープンした。店舗面積は約15坪。席数は40席。三軒茶屋のコーヒー専門店「OBSCURA COFFEE ROASTERS」が空間とコーヒーの監修を務める。
「イギリスで出合った一杯のエスプレッソの味が衝撃的だった」と話すのは店長の小池さん。数年前、旅先で出合ったエスプレッソの味に感銘を受けバリスタの道へ。海外と日本で修業を重ね、今年3月にニューヨークで開かれたラテアート世界選手権では4位に入るほどの実力に。
提供する豆には市場全体の4~5%程度といわれている、産地や味などの厳しい条件をくぐり抜けた「スペシャルティコーヒー」を使用。コーヒーをオーダーする際、オリジナルブレンドと週替わりの豆の2種類から選ぶことができる。オリジナルブレンドはブラジル産とエチオピア産が8:2でブレンドされた豆を使用。「フルーティな香りと赤ワインのような口当たり」が特徴という。
サンドイッチやトーストには、江古田のパン店「パーラー江古田」の食パンを使用。交渉を重ね、今回特別に提供してもらえることになったという。
メニューは「本日のコーヒー」(450円)、「アイスラテ」(530円)、「カプチーノ」(530円)、「カフェモカ」(580円)、「エスプレッソ」(380円)、「トースト」(300円)、「チキンサンドイッチ」(650円)など。このほかテークアウトメニューやコーヒー豆、オリジナルマグなどの販売も。
「『スタンダードでありながら新しい』のコンセプトを大切に、池袋の街に根差したカフェを目指す。多くの人に利用してもらい、ここからつながりを広げてもらえれば」と小池さん。
営業時間は8時~22時(土曜・日曜・祝日は9時~)。