東池袋に「博多名物 元祖 肉肉(にくにく)うどん」が5月4日にオープンした。運営はNK works(福岡市博多区)。店舗面積は約10坪の2フロア。座席数は18席。
九州・福岡エリアを中心にうどん店をチェーン展開をする同社。同店は全国で12店舗目で、東京へ進出は今回が初めて。主力のうどんは北九州・小倉が発祥という「肉肉うどん」を独自にアレンジしたもの。「黒い」スープと、甘辛く煮込んだ牛肉、多めにトッピングするショウガが特長で、地元では「どきどきうどん」とも呼ばれ親しまれているという。
スープは、いりこやコンブなど数種類の材料からとった魚介和風ダシと、中落ちカルビを煮だして作った牛肉ダシを合わせ、特製のしょう油で仕上げた。あっさりとした味とすっきりとした喉ごしが特長といい、社長の西原さんは「二日酔いの状態でも難なく食べられる」と自信を見せる。
メーンとなる牛肉は、一口サイズ大にカットされた肉のかたまりを型崩れしないよう煮込み、寝かせ時間を調節しながら、甘辛く柔らかに仕上げる。麺はうどんとそばの2種類を用意する。
メニューは、「肉肉うどん・そば」(720円)をベースに、「ごぼう天」「磯部ちくわ揚げ」(以上180円)など数種類のトッピングも。「替え玉」(100円)は1杯目の?に関わらず、うどんとそばどちらも選ぶことができる。
「九州でも一部の地域でしか食べられていなかったうどんのおいしさを全国に伝えたい。今回の東京進出をきっかけに、より多くの地域に広げていければ」と西原さん。
営業時間は、11時~24時。(6月4日・5日は改装のため休業)。