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鬼子母神のケヤキ並木、50年ぶりに「復活」 最後1本植樹

植樹式典の様子

植樹式典の様子

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 雑司ヶ谷にある鬼子母神(きしもじん)表参道のケヤキ並木に12月13日、最後の1本が植樹された。

ケヤキ植樹の様子

 ケヤキ並木は戦前に、都の天然記念物に指定。当時から残るのは樹齢650年を超えるとみられる4本のみで、他の14本は1960(昭和35)年ごろ下水道工事などで根が傷み次々と枯れ、植え替えられた。しかし、現在の「雑司ヶ谷案内処」の前の1本のみうまく育たずそのままになっていた。

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 きっかけは、雑司ヶ谷地域が日本ユネスコ協会連盟から「未来遺産」に選ばれ、登録証書の伝達式の席上で鬼子母神大門欅並木保存会の田中会長が、案内所のある建物の大屋である砂金さんに、最後の1本の再度の植樹を提案。その場で高野豊島区長に話したところ実現に至った。

 保存会の田中会長は「このケヤキが、今のケヤキと同程度の大きさになるには100年近くかかる。先人たちから受け継いだ、このケヤキ並木をしっかりと後生に伝えて行きたい。」と抱負を述べた。