新文芸坐(豊島区東池袋1、TEL 03-3971-9422)で6月14日より、日本映画界の巨匠の一人として知られる溝口健二の作品が連続上映されている。
溝口健二は1898(明治31)年生まれ、1956(昭和31)年没。黒澤明、小津安二郎などと並び称され、後世国内外の映画関係者に多大な影響を与えた。
上映するのは、「雨月物語」「西鶴一代女」(14日)、「残菊物語」「夜の女たち」(15日)、「滝の白糸」「折鶴お千」(16日)、「お遊さま」「武蔵野夫人」(17日)、「楊貴妃」「祇園囃子」(18日)、「近松物語」「赤線地帯」(19日)の計12作品。
今月14日まで。