文化発信拠点「NishiikeMart(ニシイケマート)」(豊島区西池袋4)が4月21日、西池袋にオープンした。
クラフトビール醸造所(ブルワリー)&パブ「スナークリキッドワークス」に、ギャラリー「Nishiike Gallery(ニシイケギャラリー)」、コミュニティーラジオサロン「コレデイイノダラジオ」を併設する同施設。
椎名町のまちやど・菓子工房「シーナと一平」、要町の社食・ケータリング拠点「アホウドリ」を運営するシーナタウン(豊島区)が、昭和に営業していた個店集合型マーケットの跡地をリノベーションし開店した。
ブルワリー&パブは、アメリカのホームブルーイング賞「American Homebrewer of the year」を日本人で唯一受賞した藤浦一理さんが代表を務め、ギャラリーとコミュニティーラジオサロンはシーナタウンが運営する。
ブルワリー&パブは地域に根差したビール文化を築いていくことを目指しており、地元の人たちが毎日飲めるようなメイドイン豊島区の定番ビールを造っていくという。ランチにはカレーを、夜はスパイスの利いたおつまみを用意するという。
コミュニティーラジオサロン「コレデイイノダラジオ」では、地域の人たちに出演してもらい、クラフトビールを飲みながら、地域の魅力について語っていくという。
ギャラリーは、池袋周辺でアートを学んだ学生たちなどが表現できる場で、「ただ作品を並べるギャラリーではなく、アーティスト、クリエイターにスポットライトが当たる場所」を目指していくという。
シーナタウン代表の日神山さんは「さまざまな方にご利用いただけるとうれしい。醸造タンクを見ながら落ち着いてクラフトビールを味わえるので、メードイン池袋のクラフトビールを味わいにぜひお越しいただければ」とアピールする。
4月29日までの営業時間は、ランチ=12時~15時、ビアパブ=15時~21時。それ以降の営業時間などは随時告知していく。