コスプレーヤーが集まる大規模イベント「池袋ハロウィンコスプレフェス2019」が10月26日・27日、池袋東口エリアで開催され約12万3000人が来場した。
「乙女ロード」を中心にサブカルチャーの聖地として知られる池袋東口エリアを舞台に、国内外から毎年2万人以上のコスプレーヤーが参加する同イベント(通称=池ハロ)。
主催は、アニメイトと、動画サービス「niconico」を運営するドワンゴなどが中心となる実行委員会で、共催は豊島区、サンシャインシティなど。
2014(平成26)年にスタートし今回で6回目で、今年は2日間で約12万3000人が来場し、そのうちコスプレ参加者は2万1000人で過去最大の来場者数となった(昨年は2日間で10万5000人が来場)。
今年のメイン会場は中池袋公園で、11月1日にオープンする「Hareza池袋」の施設を一部先行使用したほか、ナイトタイムエコノミー需要に向けたアニソンやボカロ曲中心の音楽イベント「池ハロ DJパーティー」など複数の新企画を展開した。
オープニングセレモニーでは、「ONE PIECE」のモンキー・D・ルフィに扮(ふん)した高野之夫豊島区区長や、「キングダム」の贏政に扮した横澤大輔ドワンゴ専務取締役CCO、「進撃の巨人」のエルヴィン・スミスに扮した阪下實アニメイト社長、「名探偵コナン」の怪盗キッドに扮した合場直人サンシャインシティ社長が登壇。「池ハロ2019アンバサダー」のえなこさん、中国・韓国からのコスプレーヤー、スペシャルゲストの宇垣美里さんも登場した。
中池袋公園・Hareza池袋間に設けられた「歩行者優先道路」で開かれた「池ハロコスプレパレード」には300人のコスプレーヤーが参加。
作品やテーマに合わせたコスプレーヤーが集まる「コスプレギャザリング」や、国内外から参加した70人超のコスプレーヤーや踊り手と2ショット撮影を楽しめる「コスチェキランド」、飲食付きの交流イベント「池ハロ ティーパーティー」なども行われた。
10月26日には、「『2020年の顔』となるコスプレーヤー」を決めるコスプレアワードコンテスト「コスプレオブザイヤー」の最終審査も行い、全5部門のグランプリが決定。各グランプリの中から選ばれる総合グランプリには、あさめあこさんが選ばれた。あさめあこさんは、「池袋ハロウィンコスプレフェス2020」のアンバサダーへの就任などのプライズが進呈された。