8月4日にリニューアルオープンするサンシャイン水族館(豊島区東池袋3)で1日、報道陣向けに披露された。
「天空のオアシス」をコンセプトに約1年のリニューアルを行った同水族館、南国のリゾート地をイメージし作られた屋外エリアや、海中オアシスをイメージし作られた屋内エリアが地上40メートルの場所に登場した。
屋外エリアには日本で初めての展示方法の「サンシャインアクアリング」と「アシカたちの砂浜」が設置された。サンシャインアクアリングは空中に設置されたドーナツ型水槽で、アシカやペンギンが泳ぐ。下から見上げるとアシカやペンギンが都会の空を泳いでいるかのように感じる仕組みになっている。アシカたちの砂浜ではひなたぼっこをするアシカを見ることができる。「リゾート感」「都会的」の両方のイメージを取り入れた「カフェラグーン」もオープン。アルコール類も取り扱う。
屋内エリアでは同館で一番の大型水槽の「サンシャインラグーン」が大きな見どころ。リニューアルにより水量を約2倍にし、横に広く奥行きのある水槽を実現、多彩な海洋生物の生活を見る事ができる。
屋内エリアのクラゲトンネルでは、光を受けて浮遊するクラゲの中を歩くことができる。屋内エリアでのクラゲのトンネル水槽の展示は日本初。
内覧会では「アシカパフォーマンス」「水中パフォーマンス」「ラッコ・フィーディングタイム」「ペンギン・フェィーディングタイム」などのイベントも行われた。
アシカパフォーマンスはステージが360°どこからでも見れるような構造になっている、柵を撤廃することにより至近距離でアシカのパフォーマンスを見ることができる。水中パフォーマンスでは、サンシャインラグーンでダイバーが魚と一緒にパフォーマンスを行う。エイなどを中心にウツボやいろいろな魚を紹介。「ラッコ・フィーディングタイム」「ペンギン・フェィーディングタイム」ではラッコやペンギンの餌やり、解説などを行う。
営業時間は、夏季(4月1日~10月31日)=10時~20時、冬季(11月1日~3月31日)=10時~18時。入場料は、大人=1,800円、子ども(小・中学生)=900円、幼児=600円、シニア(65歳以上)=1500円。これまで販売していなかった水族館単体での年間パスポートも新たに販売する。価格は、大人=4,000円、子ども=2,000円、幼児=1,500円、シニア=3,000円。