ホテルメトロポリタン(豊島区西池袋1)が現在、鉄道開業150年記念企画プラン「JR東日本トレインシミュレータルーム」を販売している。
東日本旅客鉄道(JR東日本)が監修し、音楽館が制作した「JR東日本在来線トレインシミュレータ」を室内に導入。池袋のほか、丸の内・川崎・さいたま新都心のメトロポリタンホテルズでもプランを販売している。
トレインシミュレーターは、JR東日本在来線を再現し、京浜東北線と八高線の2路線を選ぶことができる。JR東日本で実際に使われているものを忠実に再現したというマスコン(主幹制御器)ユニットを採用し、JR東日本の運転士が実際に訓練で使う実写映像を体験できる。
2路線それぞれの保安装置の動作も実際のとおりに再現。車両や線路から発せられる音声は、実際の車両から収録したもので、映像と運転操作に合わせて再生される。
計器パネルには速度計などが実際の車両と同じように表示され、運転操作や速度などに応じて忠実に動作する。音声や計器パネルの表示は、体験する車両の形式が変わるとその車両のものに切り替わるという。
ホテルメトロポリタンでは、65型4?液晶モニターを設置。コネクトルームで寝室と運転室が別々で、シミュレータのほか横須賀線グリーン車シートも常備。空気で起こす「定刻起床装置」も体験できる。
料金は2万8,000円~。9月30日まで。