みらい座いけぶくろ(豊島区東池袋1=旧豊島公会堂、TEL 03-3984-7601)で10月25日、2011年グラミー賞を受賞した松山夕貴子さんが、受賞後初の東京公演「松山夕貴子が魅せる箏(そう)の世界」を開催する。主催は、としま未来文化財団と豊島区。
松山さんは、アメリカ・ロサンゼルス在住の箏奏者で、2011年第53回グラミー賞の「最優秀ニューエイジアルバム賞」を受賞した。グラミー賞受賞は日本人史上5人目。
当日出演するのは、松山さんのほか、松山さんの実兄でシンガー・ソングライターの織川ヒロタカさんなど。
演奏曲目は「六段の調べ」のほか、「さくら(YUKIKOバージョン)」「月の夜・星の海」「TO MY PARENTS」など。「伝統的な曲から現代的なものまで楽しめる公演になる」と、としま未来文化財団の公演担当者。
グラミー賞受賞曲の演奏について、メンバーが違うため演奏するかどうかはまだわからないとしている。
受賞作は、ソプラノサックス奏者ポール・ウィンターによるアルバム「ミホ:ジャージー・トゥ・ザ・マウンテン」。松山さんは、滋賀県甲賀市信楽町にある市立美術館・MIHO MUSEUMでレコーディングされた同アルバムに参加した。
開演は18時30分。料金は、一般=3,000円、友の会=2,500円。