池袋西口の「サクラカフェ池袋」（豊島区池袋2、TEL 03-5391-2330）で現在、ビールの祭典「オクトーバーフェスト」に合わせたイベントが開催されている。

　同店は外国人が良く利用するゲストハウスを運営するサクラホテルグループのオープンカフェ。普段から約60種類の世界のビールを提供しているが、同フェス開催中はオリジナルラベルのビールを提供するほか、ドイツの料理を用意する。

　オクトーバーフェストは1810年から南ドイツのミュンヘンで始まったビールの祭典で、毎年9月下旬から10月初旬の2週間に、ミュンヘンの決められた醸造所から出している新しいビールを飲むイベント。

　開催は今年で2回目。「昨年はホテルに滞在している外国の方の参加も多かった。ドイツビールだけでなく、日本のビールを知っていただくいい機会になっていた」と同店スタッフの田口さん。「本場ミュンヘンのフェストさながらの長テーブル＆相席のシステムをとっており、外国人と日本人の客の交流もある」とも。

　期間限定のビールのメニューは、1634年創業の老舗銘柄の「バウラーナー」（900円）、「ラガービール」の本場ミュンヘンの老舗ビール「シュパテーン」（950円）、1589年に「バイエルン国王のためのビール」として造られた醸造所のビール「ホーフブロイ」（1,000円）を提供する。

　食事のメニューは、ドイツバイエルン州の伝統的なソーセージ「白ソーセージ」、ドイツ風ミートローフ「レバーケーゼ」、ドイツ定番のおつまみ「イワシのマリネ」（以上600円）、「ソーセージの盛り合わせ」（950円）、ドイツ伝統の焼き菓子「プレッツェル」（300円）を用意。

　9月30日にはスペシャルナイト「神無月祭」も開催。当日は本場ミュンヘンのオクトーバーフェストで歌われる乾杯の歌を1時間に1回、ビールを飲みながら歌ったりする企画を用意する。民族衣装でコスプレしたドイツ人スタッフによる盛り上げや、オープニングではスチールバン奏者のトンチさんの生演奏も予定。

　スペシャルナイト限定メニューは、ビール「エルディンガー」（1,200円）、豚の足のロース「シュバイネハクセ」、牛肉を赤ワインや酢などでマリネにし焼いた肉料理「ザウアープラーテン」（以上950円）を用意する。

開催時間は18時～23時30分。10月3日まで。