切手の博物館で「世界の古代文明展」-遺跡などの切手800点を展示

世界の古代文明切手「スフィンクスとピラミッド」(エジプト・1971年発行)

世界の古代文明切手「スフィンクスとピラミッド」(エジプト・1971年発行)

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 目白にある「切手の博物館」(豊島区目白1、TEL03-5951-3331)で現在、企画展「世界の古代文明展」が開催されている。

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 1996年にオープンした同館。日本と外国の切手約35万種を所有し、館内図書館は郵便趣味関係の書籍約1万冊、雑誌約1000タイトル所蔵する。

 3カ月ごとに開催する企画展。同展は「いにしえの文化にふれる 切手紀行」をキーワードに、約60カ国(地域含む)、800点余りの遺跡や古代文字、出土品などの切手を展示。太古からの人間の暮らしや文化に着目し、メソポタミア、エジプト、インダス、黄河の世界四大文明やマヤ、インカなど多様な文明を取り上げる。

 工作コーナーではイベント「切手ピラミッドを作ろう!」を展開。ミュージアムショップでは遺跡や出土品が描かれた切手を販売している。

 「各国・地域が各種伝統文化について、切手を通して世界に発信していると感じられるのでは。さまざまな知識や情報が切手から得られると思う」と同館学芸員の田辺さん。

 開館時間は10時30分~17時。観覧料は、大人=200円、小・中学生=100円。月曜休館。12月28日まで。

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