西武グループの造園・緑地事業専門会社「西武造園」(豊島区長崎5)が8月16日、アルコールドリンク商品「はち育!はちみつレモンゴーゼ」の販売を始める。
同社は2013(平成25)年、ミツバチをテーマに身の回りの自然を知る環境教育事業「はち育」を始めた。昨年夏に事業10周年を記念して販売した「はち育!はちみつレモンゴーゼ」は、約2週間で完売。好評の声を受けて今回、再販することとなった。
同商品は、豊島区内のクラフトビール醸造所「NAMACHAん Brewing(なまちゃんブリューイング)」などの店舗運営を手がける「スモークビアファクトリー」(豊島区)とコラボ開発した。
同商品は、西武造園が管理運営を行う横浜市アメリカ山公園で2023年夏に採れた、人工的な加熱をしていない純粋蜂蜜を使う。ビールに塩やコリアンダーを加えたドイツのビアスタイル「ゴーゼ」に、ハーブやフルーツなどを加えたスタイル「コンテンポラリーゴーゼ」で作った。
北池袋のビール醸造所で約1カ月間「半熟成」させたという同商品は、花のような蜂蜜のアロマがほのかに香り、国産無農薬レモン果汁の酸味と、隠し味として加えた塩でスッキリとしたのどごしの商品に仕上げた。アルコール度数は5%。
同商品の売り上げの5%は、国内の自然環境の整備などを行う国土緑化推進機構「緑の募金」に寄付し、みつばちが生きる身近な自然環境の保全につなげていく。
価格は1杯(約480ミリリットル)=1,408円。販売店は、スモークビアファクトリーの豊島区内直営店舗で、大塚店、北池袋店、要町店、椎名町店、東長崎店、「くんせい屋 Produced by Smoke Beer Factory」(豊島区長崎5)。在庫(300リットル)なくなり次第販売終了。