盆踊りイベント「白鳥おどりin池袋」が9月28日、中池袋公園で開催される。
岐阜県郡上市白鳥町の盆踊り「白鳥おどり」。昨年開催した「郡上藩江戸蔵祭 in 東京池袋」を引き継ぎ、今年組織した「白鳥おどりin池袋実行委員会」が長く続くイベントを目指し企画した。郡上市ならではの返礼品などを用意したクラウドファンディングも行う。
実行委員会は地域を横断した盆踊り好きや、商業施設「WACCA IKEBUKURO」、郡上市の知財や郷土資料の保存、市の魅力の発信などを行うメディア「郡上藩蔵屋敷」、「盆オドラー大ちゃん(佐藤智彦さん)」、「心躍る場づくり」を行う企業「オドルキカク」(岐阜県岐阜市)が参加する。
イベントの運営や資金サポートはWACCA池袋が行う。同施設を運営する栄真(豊島区東池袋1)の旗栄一郎社長(旗は旧字体)は「祖父が郡上市出身で、縁あって再び郡上市とつながり、昨年『白鳥おどり』を中池袋公園で披露することができた。白鳥踊り保存会の皆さまによる笛や太鼓の生演奏に合わせて踊りの輪が広がるのを目の当たりにし、この貴重な経験を一度きりで終わらせたくないと考え、郡上の祖先と池袋でつながる個人的な思いから、持続可能なイベントとして育てていこうと決心した」と話す。
イベントでは、白鳥おどり保存会による生演奏の「白鳥おどり」(18時~20時)、郡上市の地場産業や飲食店が出店する飲食・物販ブース、こども縁日などを展開する。
会場では、白鳥おどり保存会による「白鳥おどり教室」(17時30分~)、「白鳥おどりトークショー」(17時~17時30分)、ワークショップ「踊り下駄づくり」(13時~14時30分)、「踊り笠づくり」(15時~16時)も行う。
旗社長(旗は旧字体)は「『郡上おどり』と並んで、地域の代表的な盆踊りとされる『白鳥おどり』の魅力を、まだ知らない人に伝え、現地まで来られない人たちが踊ることができる場を提供する。郡上の歴史や文化の深さ、踊りの楽しさにふれる機会を増やすことで、『豊島区と郡上市』『人と人』『人と場所』『人と文化』『人と未来』をつなげていきたい」と話す。
開催時間は13時~20時。参加無料。小雨決行、荒天中止。