
朗読劇やミステリー体験企画を展開するイベント「としま!乱歩祭」が10月11日、池袋で始まる。主催は、立教学院(豊島区西池袋3)、東武百貨店池袋本店(豊島区西池袋1)。
立教大学池袋キャンパスでは10月19日、推理体験イベント「江戸川乱歩『黒蜥蜴(トカゲ)』」(11時~13時)、「江戸川乱歩 生誕記念イベント『乱歩の頭の中を覗く』」(14時~15時30分)、江戸川乱歩や立教大学にまつわるメニュー販売を行う。
イベント「乱歩の頭の中を覗く」は、江戸川乱歩の短編を基にした新作落語を発表している落語家の柳家喬太郎さん、江戸川乱歩の孫に当たる平井憲太郎さんが江戸川乱歩にまつわるトークを、声優の東地宏樹さんが乱歩作品朗読を行う。
立教大学池袋キャンパス敷地内にあり、通常は月曜・水曜・金曜に開館している旧江戸川乱歩邸で特別開館を行う。特別開館日は、立教大学ホームカミングデー(10月19日)、江戸川乱歩生誕日(10月21日)、10月11日、11月3日。
東武池袋では、体験型ミステリーイベント「違和館探偵~迷宮百貨店の番外地を探せ~」を、池袋西口エリアでは路線バスに乗りながら行う体験型ミステリーイベント「車窓探偵~都市伝説 黒マントの男を追え~」、ウオーキングミステリーイベント「~失踪した先輩記者の足取りを追う~~ミステリーウォーク」を行う。
高際みゆき豊島区長は「豊島区指定有形文化財の土蔵を有する立教大学の旧江戸川乱歩邸が、2025年5月のリニューアルを経て新たなスタートを切った。池袋西口エリアの立教大学、東武百貨店との産学官連携によるミステリーの取り組みは、まさに文化を軸にしたまちづくりを加速させるもの。この交流の場から、区が目指す『豊かな心と活発な交流を育む多彩な文化のまち』が大きく花開くと心から期待する」と話す。
11月3日まで。