西池袋にある自由学園明日館（豊島区西池袋2、TEL 03-3971-7535）で2月17日、夜間イベント「コエドビールと暖炉を楽しむ夜」が開催される。国の重要文化財に指定される同施設でクラフトビール「COEDO（コエド）」を提供する。今回で2回目。

　1921（大正10）年に女学校の校舎として建てられた同館。設計は帝国ホテルも手掛けた建築家フランク・ロイド・ライト。1997年に国の重要文化財に指定され、現在は見学や、結婚式、コンサートなどに使われている。

　同施設の夜間開放は毎月第3金曜日に「夜間見学」として行っており、年数回「夏のビアガーデン」「秋のボジョレ」「夜桜鑑賞」などのイベントを開いている。

　コエドビールは埼玉県川越市にある「コエドブルワリー」（埼玉県川越市）が製造している地ビール。イベントでは濃厚でなめらかな味が特徴の「伽羅」、さわやかな飲み口「瑠璃」（以上500円）、2種類のブラックモルトのほか、6種類の麦芽を配合し長期熟成させた「漆黒」（600円）、無ろ過の小麦麦芽を使用した「白」（700円）、麦芽とサツマイモを原料とする長期熟成プレミアムラガー「紅赤」（800円）を用意する。料理は、ケータリングユニット「CUEL（キュール）」によるおつまみ各種（700円）を提供する。

　「今冬最後の暖炉点火。おいしいビールとおつまみ、重要文化財で過ごす夜を楽しんでもらいたい」と同館の福田さん。

　開催時間は18時～21時（最終入館は20時30分）。入館料は400円。