京都市、目白・椿山荘で「おもてなし」イベント-駐日大使や外国人留学生にPR

舞妓による舞の披露

舞妓による舞の披露

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 目白の椿山荘(文京区関口2)で2月16日、「京の匠と雅~伝統文化と京料理によるおもてなし~」が開催された。主催は京都市で、都内各所で行われている京都PRイベント「京あるきin 東京2012~恋する東京ウィークス~」の一環。

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 「京の匠と雅」は各国駐日大使や海外人留学生を招待し、伝統文化と京料理で「おもてなし」をするイベント。発信力を持つ大使館や留学生に京都の魅力をPRすることで、東日本大震災の影響で落ち込んだ海外からの観光客を呼び戻すことを目的に開く。外務省後援の下、約40カ国の大使・文化担当者、外国人留学生ら約80人が参加した。

 イベント前半の留学生を対象としたセミナーでは、京都館館長で華道家の池坊美佳さんによる生け花の実演や妙心寺春光院・川上全龍副住職による禅セミナーを開催。禅セミナーでは実際に目を閉じ5分の禅体験が行われた。

 後半の交流会では、「二八そば」「銀ダラ西京焼」「ブリ柚庵焼き」「地鶏さんしょう焼き」「すし」「和菓子」「米ナスのかも炊き」「伏見の清酒」などを振る舞ったほか、お香の紹介、三味線の実演紹介、「結納飾り・水引工芸」などの伝統工芸職人の実演、舞妓(まいこ)による舞の披露、インドネシアからの女性留学生による「マンガ・アニメメディアプレゼンテーション」が行われた。

 門川大作京都市長はあいさつで「『日本に京都があって良かった』と思っていただき、『環境に良いことをしていますか?』という意味の『DO YOU KYOTO?』を覚えて帰っていただければ。次は京都でお会いできることを楽しみにしています」と述べた。

 「京あるきin 東京2012」は2月29日まで。イベント詳細はホームページで確認できる。

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