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目白にフランス料理店「ル・ヴァンキャトル」-副料理長務めたシェフが独立

「ル・ヴァンキャトル」店内

「ル・ヴァンキャトル」店内

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 目白通り、学習院大学前に3月27日、フランス料理店「le vin quatre(ル・ヴァンキャトル)」(豊島区目白2、TEL 03-5957-1977)がオープンした。

牛の横隔膜の肉をつかった「牛サガリのロティ」

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 西麻布のフランス料理店「ル・ブルギニオン」で7年間副料理長を務めていた北野智一さんがオーナーシェフを務める。店舗面積は約60平方メートル、席数は20席。店名は北野シェフが好きだという数字の24を表すフランス語(vingt-quatre)とワイン(vin)を掛け合わせた。

 メニューはランチ・ディナー共にコースを用意。ランチはスープ、前菜、メーン、自家製パン、日替わりデザート、コーヒーのコース(2,500円)など2種。ディナーはアミューズ(つまみ)、前菜2皿、メーン、自家製パン、デザート、コーヒーのコース(5,400円)など3種。

 前菜は血入りソーセージをココット型で提供する「ブーダン・ノワール」、「アスパラガスのソルベ、アサリのジュレ、ホタテ貝」、「フォアグラのポワレ、ポトフ仕立て」など。メーンは赤ワインで蒸し煮した「牛タンのブレゼ」、「イベリコ豚 骨付きロースのロティ」、夏に向けて旬を迎えるアユと焼きなすの一皿も。デザートは「苺のムースとシャンパンのジュレ」「アボカドのソルベとグレープフルーツ」など。アラカルトとしても提供する。

 小学生のころからフランス料理店のオーナーシェフになることが夢だった北野シェフ。流行にアンテナを張りながらも「クラシックをベースにおいしいものを作っていけたら」と話す。「フランス料理にワインは切っても切れない」と考えるシェフは、フランスのブルゴーニュ産ワインをそろえている。

 「今日はちょっとおいしいものが食べたいからあの店に行こうと、近所の人に思っていただける店にしたい。ご家族でも来ていただきたい」と北野シェフ。学習院大学に面した店内からは、春には桜、秋には銀杏、夏には生い茂った緑が見えるという。「落ち着ける空間だと思う。料理もリーゾナブルでワインもそろえてあるので、ぜひ一度お試しください」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~13時30分、ディナー=18時~21時(以上ラストオーダー)。水曜定休。

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