東池袋の新文芸坐(豊島区東池袋1)で8月31日、2カ月連続「血みどろオールナイト上映」企画の第1弾「残酷とエロスのモンスターカーニバル!」が行われる。
同イベントは、過去に上映されたホラー映画の隠れた秀作や怪作をリリースする「ホラー・マニアックス」の新作発売を記念したもの。サブカルチャー好きな若者やホラー映画ファンをターゲットに、「1970~80年代ホラー映画」を4本立てで上映する。第1弾となる同イベントは、吸血鬼などのモンスターが登場、血しぶきの演出など残酷描写とエロスのスプラッター映画をメーンに展開する。
上映する作品は、ポップ・アートの代表作家「アンディ・ウォーホル」が制作に携わった「悪魔のはらわた」「処女の生血」や、「ジョン・バダムのドラキュラ」「ナイトメア・シティ」。
作家・ミュージシャンの中原昌也さん、映画ライターの山崎圭司さん、「別冊映画秘宝」編集長の田野辺尚人さんをゲストに迎えトークショーも行う。
9月28日には同企画第2弾「阿鼻(あび)叫喚!狂気と殺戮(さつりく)のミッドナイト」が行われる。
同館の花俟さんは「大画面・大音量で体験する恐怖は格別。映画史に埋もれがちなホラー作品を皆さんで共有していただきたい」と話す。
開催時間は、トークショーからのスタートで22時~翌6時5分。当日2,500円、前売り・友の会2,300円。同館窓口、チケットぴあで販売中。