池袋のアートスペース、サンライズホール(豊島区南池袋4)で10月5日、立川談志さん最後の弟子の立川談吉さんの落語会「談吉百席」が開催される。
立川談吉さんは2008年に家元・立川談志に入門、現在31歳で二ツ目。「談吉」という名前をもらってから5年目の今年4月から「談吉百席」をスタートした。
談吉さんの落語は、独特のハイトーンボイスと家元仕込みのメロディアスな語り口が特徴。「音楽を聞いているような心地よさがある落語で、談吉百席には落語の初心者からマニア、幅広い年齢層の方が来場なさって落語を楽しんでいる」と立川談吉落語会事務局の担当者。昨今では、新作落語創作、朗読、音楽活動や、NHK BSプレミアムドラマ「人生、成り行き 天才落語家・立川談志」に出演し、俳優業にも活躍の幅を広げる。
イベント名は、師匠のライフワークであったCD「談志百席」にちなんで名付けたもので、「百席」を達成することで、立川流の真打ち昇進基準の一つである「落語百席」達成を目指す趣向にもなっているという。今回3回目の開催で、テーマは「王道」。
開演19時。入場料は、予約=1,500円、当日=2,000円。予約方法は立川談吉さんブログから確認できる。