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南池袋に書店「東京天狼院」-カフェ併設、店主「客と創る書店に」

店主の三浦崇典さんと店内

店主の三浦崇典さんと店内

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 南池袋、東通りに9月26日、書店「東京天狼院」(豊島区南池袋3、TEL 03-6914-3618)がオープンした。店舗面積は50平方メートル。

44個のロッカー式本棚

 「新しいライフスタイルとしての『READING LIFE』の提供」をコンセプトに据える「天狼院書店」の1号店。「お客さまと創り、成長していく書店でありたい」と店主の三浦崇典さんは話す。

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 店内は4つのコーナーに分かれる。入り口そばのコーナー「必要と出会う」には普段あまり本を読まない人にも「おすすめ」の本や「これだけは読んでほしい」という名著を並べる。店舗中央「今と出会う」には旬の本を置き、奥の「未来と出会う」はテーマごとに専門家が選書している。

 「偶然と出会う」は44個の箱が並ぶロッカーのような本棚で、客自身が自分の届けたい本を並べて「小さな書店」を開設することができるというもの。どのような棚になっていくかは、三浦さんにも「予測できない」という。前月に購入した金額の高い客44人に「使用権」を進呈(無料)、44人目となった人の購入金額だけを目安として発表する。

 自身も大型書店は大好きというが、同店は「(売り場を)コンパクトにまとめることで、(客が読みたい本を)選びやすくなっている」と説明する。書棚の間にあるカフェスペース(14席)は「どれだけ長く居てもいい」といい、「5時間利用する人もいる」。ドリンクを注文すると電源・Wi-Fiが利用でき、コーヒーやコーラなど全て350円。「自分に合った使い方をしていただければ」と三浦さん。読書会などでの利用も増えている。

 現在さまざまなイベントを計画しているという同店。過去には千葉智之さん(「出逢いの大学」の著者)などが「一日店長」を務める企画を実施した。今後もさまざまな人を「一日店長」として迎える予定で、今月27日には「才色兼備」をコンセプトにした女性の集まり「TNT」が来店。美容雑誌やフォトエッセー、「失恋に効く小説や心を軽くする本」など美しさをテーマにした本を並べる。

 「南池袋はおしゃれな街に化ける可能性があるし、実際もう始まっている。若い人たちの店が増えていて、ジュンク堂さんやリブロさんがあって文化の街でもある。天狼院だけでなく、東通り全体が認知されていけば面白い」と三浦さん。

 営業時間は10時~22時。