南池袋で5月5日~11日、「はと展-本日のコトリ365 コトリの国」が開催される。会場は和菓子・どら焼きの店「すずめや」(豊島区南池袋2)が3年前に開いた「ギャラリー シャコ」(南池袋3)。
絵描き・はとさんが古着や端切れで作った「ちょっと変わったコトリたち」を展示・販売する。はとさんは昨年4月6日から今年4月5日までの1年間、1日1羽を制作。誕生日の異なる「コトリたち」は顔や大きさなどさまざまで、それぞれ名前が付けられている。
「はとさんの持つ世界観の表現がとてもすてきだと思う。決して万人受けするかわいらしさではないが、社会の縮図にも似ている。自分の誕生日のものを探しに来ていただいてもいいし、見るだけでも楽しい」と店主の大内英義さん。
会期中、ギャラリー内にはカフェもオープン。毎日違った店が参加し、「日替わり店長」としてカフェ・メニューを提供する。「すずめや」(5日)、日暮里・谷中の「じぼあんじやん」(6日)、京都「喫茶 雨林舎」(8日)など。アコーディオンの弾き語り、人形劇など「小鳥劇場」も予定(料金は投げ銭)。
同ギャラリーは月に1度、カフェ「すずめ茶房」として開いており、すずめやでは出せない「すぐに食べてほしい」菓子を提供している。「すずめやがその日一生懸命作った菓子と(その時)そこにある作家さんの作品を楽しんで、ゆっくりした時間を過ごしていただければ」と大内さん。
開催時間は14時~20時(土曜・日曜・祝日は12時~18時)。「すずめ茶房」は毎月第3日曜日11時~17時に開いている。