三重県 (知事:一見勝之)は、伊勢海老や松阪牛など、全国的にも有名な食材が豊富な県です。また、伊勢神宮や世界遺産「熊野古道 伊勢路」など、数多くの観光スポットが存在しています。そんな三重の魅力を発信すべく、7月18日(金)に「みえ旅レセプション2025」が開催されました。
　今回のイベントでは、お笑いコンビのバッテリィズ寺家氏の「三重おいないナビゲーター2025」就任式を行った他、伊勢志摩アンバサダーで歌手の相川七瀬氏や、神宮司庁広報室次長の音羽悟氏、皇學館大学非常勤講師の千種清美氏をお招きして式年遷宮やお伊勢参りの魅力について紹介しました。さらに、バッテリィズによる三重県漫才の他、三重の食材を使った特別メニューの提供や、三重の地酒の飲み比べ体験、萬古焼を使った伊勢茶の試飲体験などの観光PRブースなども出展し、三重の魅力をお伝えする場になりました。

　二部制の本イベントでは、まず第一部の冒頭で三重県一見勝之知事より「三重県は良い所がたくさんあるのですが、三重県民はあまり宣伝が得意ではないので、三重県の魅力を発信するために9年ぶりにレセプションを開催させていただきました」と挨拶と三重県への誘客への想いを語りました。



　続いて観光庁次長木村氏、日本政府観光局理事長蒲生氏のご挨拶があった後、式年遷宮やお伊勢参りについて伊勢志摩アンバサダーの相川氏や、神宮司庁の音羽氏、皇學館大学の千種氏が登壇し、魅力を語りました。相川氏は63回式年遷宮に向けての諸祭儀の一つである、山口祭について、「今回式年遷宮に関わらせていただけるということで、山口祭に行って、朝から5時間以上雨の中カメラを構えていました。雨が降るということは、ものすごく清らかなサインの1つであると思いました。」とアンバサダーとしての活動を振り返りました。
　また、音羽氏や千種氏による説明に加え、「誰かが残そうとしたものが今目の前で展開されていると思うと、時間がタイムスリップしたような。誰かがずっと1300年前からずっとやってきたことを映してきている、その美しさに驚愕するような思いです。」と大学院で学ぶ相川氏らしい博識なコメントも頂きました。



　トークセッションの後は、みえガーデンツーリズム協議会会長の横山陽二氏より、「ガーデンツーリズムを通して、本来のお伊勢参りを復活することがインバウンドの起爆剤になる」と新たな三重県の楽しみ方と今後の狙いの説明がございました。また、ＪＲ東海 齋藤氏と近鉄グループホールディングス 高田氏による志摩エリアのキャンペーン情報についてのご紹介もありました。
　そしてイベントの最後には、お笑いコンビバッテリィズ寺家氏と一見知事が登壇。三重おいないナビゲーター2025就任式が行われました。今回就任するバッテリィズ寺家氏へ一見知事より「寺家さんの力をお借りして、三重県に行っていただけるようよう、宣伝をぜひお願いしたいと思います！」と激励のコメントと共にタスキが授与されました。



　三重おいないナビゲーターに就任した寺家氏より「やっぱ名物を愛知に取られたり、ナガシマスパーランドが愛知と思われたり、悲しいこともありますので、県外の人にも知ってもらえるように頑張って活動していきたいと思います」と今後の抱負を語りました。その後相方のエース氏も登壇し、「なんかします、ここから色々知って行ってなんか手助けできたらな」とナビゲーターの相方としての意気込みを語り、第一部が終了いたしました。



　第二部では、三重県の豪華グルメのビッフェや、三重県内の観光事業者等によるPRブースの出展などが展開されました。



　
　そして一部でも登場したバッテリィズによる三重県漫才が披露されました。バッテリィズの三重県漫才では、寺家氏の地元である三重県をメインとしたネタが披露され会場を大いに沸かせました。



【イベント概要】
・イベント名 ： みえ旅レセプション2025
・開催日時 　： 2025年7月18日（金）11:00～13:30　（報道受付開始：10:30～）
・開催会場 　： ハイアットリージェンシー東京 B1F「センチュリールーム」
・登壇者 　　：一見勝之(三重県知事)
　　　　　　 　バッテリィズ 寺家とエース
　　　　　　 　相川七瀬氏(伊勢志摩アンバサダー、歌手)
　　　　　　 　音羽悟氏(神宮司庁広報室次長) 、千種清美氏(文筆家,皇學館大學非常勤講師)
　　　　　　 　横山陽?氏(みえガーデンツーリズム協議会会長)
　　　　　　 　齋藤晋作氏(東海旅客鉄道株式会社 営業本部 地域創生グループ）
　　　　　　 　高田佳奈氏(近鉄グループホールディングス株式会社 伊勢志摩支社)