東池袋交番(豊島区東池袋4)が、豊島区のシンボル「ふくろう」のデザインにリニューアルしてから2カ月がたった。豊島区内のふくろうデザインの交番は、今回で2棟目。
池袋に初めてふくろう交番が登場したのは2005年4月。池袋駅東口交番の移転に伴い、豊島区は警視庁(千代田区)協力の下、新しい交番デザインを豊島区内の小中学生から公募。その中から選ばれた作品を参考にデザインが決定した。
一方、東池袋交番のリニューアルは警視庁本部主体によるもの。老朽化が進んだ東池袋交番をリニューアルする際に、「デザインは地域の特性を生かしたものが良いだろう」という思いから、同庁が検討を重ね、現在のデザインになった。
反響について、池袋警察署は「どちらの交番も好評な様子。東池袋交番は池袋駅東口交番前に比べ人通りは少ないが、通り掛けに『かわいい』と写真を撮っていく女性の姿などもちらほら見かける」と話す。
今後、ふくろう交番が豊島区内に増える可能性については「現状ではなんとも言えないが、今後も地域の方々に親しみやすい交番を目指していきたい」という。