池袋東口エリアで10月29日・30日、「池袋ハロウィンコスプレフェス2016」が開催され、約9万人が来場した。
「乙女ロード」を中心にサブカルチャーの聖地として知られる池袋東口エリアを舞台に、国内外から多くのコスプレイヤーが参加する同イベント。イベント来場者数のうち約1万7000人はコスプレ参加者で、ネット視聴者数は約23万6000人に及んだという。
今年のオープニングセレモニーには、「リボンの騎士」の衣装を身にまとった小池百合子東京都知事と、スーパーマリオに扮(ふん)した豊島区・高野之夫区長らが登壇。
小池都知事は「コスプレをはじめ、アニメ、漫画は今や『クールジャパン』の代表格になっており、東京オリンピックに向けて、スポーツのみならず、これらを日本の文化発信の源にしていきたい」と宣言した。
開催中に東池袋中央公園に設置された特設ステージでは、抽選で誰でも参加できるフリーステージが行われ、お気に入りの作品などのキャラクターに扮したコスプレーヤーがステージランウエーに出演し終始盛り上がりを見せた。今年はイベント初参加という来場者も多く見られ、親子コスプレーヤー限定の「親子でハロウィン」ステージも実施された。
サンシャイン通りのレッドカーペットをウオーキングする企画「コスプレウォーク」や、特設休憩スペース「しまうまカフェ」、「自作コスプレアイテム体験」などの企画も展開し、街中の至る所で写真撮影やコスプレーヤー同士の交流が盛んに行われたという。
ステージの様子などは、ニコニコ動画で「タイムシフト視聴」できる。