池袋に12月3日、コンセプトホステル「SAMURAIS HOSTEL ikebukuro(サムライ ホステル イケブクロ)」(豊島区池袋3、TEL 03-5904-8384)がオープンした。運営はサムライズ(渋谷区)。
「サムライ・ニンジャ × アート」をコンセプトに、さまざまなタイプの部屋を用意し、甲冑(かっちゅう)を着用しての記念撮影や共有スペースを使ったイベントを行うなど、エンターテインメント要素を盛り込んだ同宿泊施設。
施設内や宿泊室のデザインは、東京女子美術大学のデザイナーチームとのコラボによるもの。壁画は全て美大生の手作り作品で、部屋ごとに異なるコンセプトを設けており、一つの作品として楽しめるという。
2階はコンセプト別の個室(2人まで)で、それぞれ「ニンジャ」「富士」「松」と異なるデザインの部屋を展開する。
3階はボックス型ベッドのドミトリールーム。4階は戦国時代の「城」がテーマのファミリーやグループ向けの完全個室になっており、12月中にオープン予定。
1階のフロントには本物の甲冑が備え付けてあり、戦国武将のフィギュアも販売している。地下には旅人同士の憩いの場所としてコミュニケーションスペースを設置した。
同社は、観光地や都心部で社会問題になっている民泊の違法営業をなくすため、コンプライアンスを順守した宿泊施設を3年で30棟30コンセプト立ち上げる予定で、同施設はプロジェクト第1弾。ゲストハウスの運営で蓄積した経験を基に、旅館業の許可申請や宿泊客に対するサービスのあり方について、セミナーや相談会を実施していく予定だという。
宿泊料金は3,000円~6,000円。