都電荒川線の7500形車両の引退が3月13日に迫った。当日は記念式典を行うほか、記念一日乗車券を発売する。
同形車両は1962(昭和37)年に製造され、ワンマン化や冷房化を行い運行してきた。全長は約12.5メートル。
現在運行中の同形車両のうち2台の車両に「さようなら7500形」と記したヘッドマークを装着しており、沿線ではカメラを構えるファンの姿も多い。
記念式典は荒川電車営業所(荒川区)で開催。鉄道ジャーナリストの史絵.さんが同営業所の一日所長となり7500形に対する思いを語るほか、車両撮影会も予定する。
記念一日乗車券の価格は400円。限定1,000枚。当日は、都電荒川線車内で販売するほか、イベント会場内に設けるグッズ販売所でも扱う。